授乳中に食べてはいけないもの一覧|実はNGなのは2つだけだった

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授乳しながらテーブルに並んだ食べ物を見て困惑した表情の産後ママ。産後に食べてはいけないものを気にしている場面。
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産後に退院して1ヶ月ほど経った夜、私が食べたのはたけのこの煮物でした。

義母が気を遣って作ってくれたもので、おいしかった。でも翌日、赤ちゃんの頬に湿疹が出たんです。

ええねん

たけのこ食べたからかな…アクの強い食べ物はあかんの?
めちゃくちゃ焦りました💦

そこから「授乳中 食べてはいけないもの」を検索しまくる日々が始まりました。カフェインはダメ、辛いものはダメ、脂っこいものは母乳が詰まる、生ものはリスクがある、うなぎもあかん……。情報が多すぎて、何を食べてもうしろめたくなってくる。

結論から言うと、本当に気をつけるべきものはアルコールと過剰なカフェインだけですあとのほとんどは、科学的な根拠のない思い込みでした。

この記事では、「食べてはいけない」と言われているものを正直に整理します。たけのこと湿疹の話の続きも最後に書いていますので、読んでみてください。

目次

授乳中に本当に気をつけるべき食べ物・飲み物

まず「本当にNG」なものを先に伝えます。ここだけは正直に気をつけてほしい。

アルコール:これだけは要注意

授乳中のアルコールは、明確に注意が必要です。

飲んだアルコールは血液を通じて母乳に移行します。赤ちゃんはアルコールを分解する力が大人よりずっと弱く、影響が出る可能性があります。厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」でも、授乳中の禁酒が推奨されています。

とはいえ「一滴も絶対ダメ」という話ではなく、飲んだ場合は2〜3時間あけてから授乳するか、事前に搾乳しておく方法があります。ノンアルコールビールやノンアルコールワインは、アルコール分がほぼゼロのものであれば問題ないとされています。

ええねん

ビール350㎖1本で2~3時間なので、それ以上飲むなら事前に搾乳しておくかノンアルコールビールを飲むことをおすすめします。

参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」

カフェインの摂りすぎ:「一切ダメ」ではない

カフェインも母乳に移行しますが、適量であれば問題ないとされています。

厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」では、授乳中の方はカフェインを多く含む飲料の飲用に注意するよう案内しつつ、1日2〜3杯程度のコーヒーであれば問題ないとしています。飲みすぎると赤ちゃんが興奮して眠れなくなることがあるので、量の目安を意識してください。

「授乳直後に飲む」習慣にすると、次の授乳までに体内で代謝されやすくなります。カフェインに敏感な赤ちゃんの場合は、カフェインレスコーヒーやルイボスティーに切り替えるのが安心です。

参考:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」

ええねん

私は、コーヒーが大好きなので、我慢するのはストレスがたまって。なので、妊娠中からカフェインレスコーヒーにしてました。

うなぎ:食べすぎに注意(少量はOK)

うなぎは「授乳中はダメ」と言われることがありますが、完全NGではありません。注意すべき理由はビタミンAの過剰摂取です。

うなぎにはビタミンAが豊富に含まれており、過剰摂取になると赤ちゃんへの影響が懸念されるとされています。妊娠中と同様に、週に1〜2回・適量であれば食べてOKです。毎日大量に食べるのは控える程度で十分です。

「ダメ」と言われるけど、実は気にしなくていいもの

ここからが本題です。「食べてはいけない」と言われているけれど、科学的な根拠のないものを正直に整理します。

辛いもの・脂っこいもの:母乳が詰まるは根拠なし

「辛いものを食べると母乳が詰まる」「脂っこいものを食べると母乳がドロドロになる」——よく聞く話ですが、科学的な根拠はありません

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」でも、授乳中の母親の食事について特定の食品を制限する必要はないとされており、バランスよく食べることが重要と明記されています。

「辛いものを食べたら乳腺炎になった」という体験談はよく聞きますが、乳腺炎の原因は授乳の頻度や乳腺の詰まりによるものが多く、食べ物とのタイミングが重なっただけである可能性が高いです。

参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」

生もの(刺身・寿司・生ハム・生卵など):産後はOK

妊娠中はリステリア菌などの感染リスクから生ものを控えることが推奨されていますが、産後・授乳中については特別に制限する必要はないとされています。

むしろ青魚(サバ・イワシ・サーモン)に含まれるDHAは、母乳を通じて赤ちゃんの脳や目の発達をサポートします。妊娠中にずっと我慢していたお刺身やお寿司、産後は解禁してOKです。

ただし、まぐろなど大型魚は水銀含有量が多いため、週に1〜2回程度に留めるのが安心です。

たけのこ・アクの強い野菜:直接の原因ではない

私が退院後に食べたたけのこ。翌日に赤ちゃんの頬に湿疹が出て、「やっぱりたけのこがあかんかったのかな」とずっと思っていました。

でも後から助産師さんに聞いてわかったのは、たけのこなどアクの強い野菜が母乳を通じて赤ちゃんの皮膚に直接影響するという科学的根拠はないということ。

新生児期の湿疹は、ホルモンバランスの変化による新生児ニキビや脂漏性湿疹が原因のことが多く、食べ物との因果関係は証明されていません。「食べた翌日に湿疹が出た」という偶然の一致で自分を責めなくて大丈夫です。

ええねん

実際に私もその後たけのこを食べても湿疹は出なくて、「あれは偶然やったんや」とわかりました。
ちなみに息子は脂漏性湿疹が結構あったので、それが出ただけやったのかも。

⚠️ 赤ちゃんにじんましんや強いアレルギー反応が繰り返し見られる場合は、自己判断せず小児科に相談してください。

添加物:コンビニ・レトルトを食べても母乳は大丈夫

悩むママ

授乳しながらコンビニのおにぎりを食べていたら、裏面に添加物の名前がずらっと並んでいて。「これ、今ちょうど赤ちゃんに届いてるんかな」と思ったら手が止まってしまいました。

ええねん

その罪悪感、すごくわかります。でも結論から言うと、コンビニのおにぎりやレトルトを食べたことで赤ちゃんに直接悪影響が出るという科学的根拠はありません。

日本で販売されている食品添加物は、食品安全委員会が安全性を評価した上で使用が認められています。授乳中だからといって特別に危険になるわけではないとされています。

(参考:消費者庁「食品添加物」

✅ 添加物より気にしてほしいこと

添加物の有無より、栄養が偏っていないかの方が母乳への影響は大きいとされています。コンビニばかりで鉄分・カルシウム・たんぱく質が不足する状態が続く方が問題です。「コンビニはダメ」と思って何も食べないより、コンビニでもいいから食べてください。

「無添加にしたいけど料理する余裕がない」という場合は、宅配サービスに頼るのがおすすめです。産後に使って本当に助かりました。
良かったサービスを正直にレビューしていますので参考にしてください。

よく聞かれる食べ物・飲み物、まとめて答えます

「これは食べていいの?」とよく聞かれる食材を一覧にまとめました。基本的にほとんどのものは適量であれば問題ありません

食べ物・飲み物判定ひとこと
チョコレート・ティラミス○ 適量OKカフェイン微量含む。食べすぎなければOK
お菓子・ケーキ・ドーナツ○ 適量OK食事の代わりにしなければOK
はちみつ○ ママはOK1歳未満の赤ちゃんへの直接摂取はNG(ボツリヌス菌)。ママが食べる分は問題なし
洋酒入りケーキ・ラムレーズン○ 少量OK菓子に使われる程度の量なら問題なし
牛乳・チーズ・ヨーグルト○ OK母乳の詰まりとは無関係。赤ちゃんにアレルギーが疑われる場合は相談を
豆乳・大豆製品○ OK良質なたんぱく質源。積極的に摂ってOK
生ハム・ローストビーフ・馬刺し○ 産後はOK妊娠中と違い授乳中の制限なし
まぐろ△ 週1〜2回DHAが豊富。ただし水銀の関係で食べすぎに注意
寿司・刺身(一般)○ OK産後は制限不要。青魚はDHA豊富でむしろおすすめ
生卵・卵かけご飯○ OK産後は特別な制限なし
牡蠣・生牡蠣△ 新鮮なものをノロウイルスのリスクは授乳中に限らず注意を
明太子・たらこ○ 適量OK塩分が高いので食べすぎに注意する程度
レバー△ 週1〜2回鉄分・葉酸が豊富。ビタミンAの過剰摂取を避けるため食べすぎに注意
ナッツ類○ OK良質な脂質・ミネラル源。おやつにもおすすめ
辛いもの・キムチ○ OK母乳が詰まるは根拠なし
マック・ラーメン・ピザ○ 適量OK添加物より栄養バランスを気にする方が大事
ほうじ茶・緑茶・紅茶・抹茶○ 適量OKカフェイン含む。飲みすぎなければOK
ルイボスティー・ハーブティー○ OKカフェインゼロ。ただし一部ハーブは授乳中に不向きなものも
ごぼう茶○ OK食物繊維が豊富。飲みすぎには注意
ジャスミン茶・ウーロン茶○ 適量OKカフェイン少量含む
コーラ・炭酸飲料△ 適量カフェイン・糖分が多いので飲みすぎに注意
エナジードリンク・モンスター・レッドブル✕ 控えるカフェインが非常に多い。授乳中は避けた方が安心
ノンアルコールビール(0.00%)○ OKアルコールなし。問題なし
甘酒(米麹)○ OKノンアルコールの米麹甘酒は問題なし
ごぼう・たけのこ○ OK母乳への直接的な悪影響の根拠なし
お好み焼き・焼肉○ OK制限なし

⚠️ この表は一般的な目安です。赤ちゃんに特定の食べ物との関連が疑われるアレルギー症状が見られる場合は、自己判断せず小児科・助産師に相談してください。

「食べてはいけないもの」より大事なこと:授乳中に摂りたい栄養素

授乳中に積極的に摂りたい鉄分や葉酸が含まれる食材

ここまで「実はOK」な食べ物を並べてきましたが、制限より大事なのはちゃんと必要な栄養を摂れているかです。

産後の貧血が心配な方は「産後の貧血、食事で改善できる?鉄分を摂る方法を正直に解説」も読んでみてください。

「わかってるけど、栄養のある食事なんて作れない」

鉄分・葉酸・カルシウム・たんぱく質・DHA……。必要な栄養素はわかった。

でも産後の体で、これを全部意識しながら料理するなんて、無理ですよね。

授乳のたびにお腹は空く。でも自分のご飯を作る余裕はない。寝不足で頭がぼんやりしている中で、献立を考えるだけで消耗する。買い物に行く体力もない。

「食べてはいけないものを避けよう」と気を張りながら、さらに栄養まで考えて料理する——それって、産後のボロボロの体には重すぎる。

だから私は、考えることをやめました

代わりに使い始めたのが、管理栄養士が献立を設計した宅配弁当です。自分で栄養計算しなくていい。買い物にも行かなくていい。温めるだけで、授乳中に必要な栄養が摂れる食事が完成する。

ええねん

「何を食べればいいかわからない」が、一気に解決しました。

産後に使って本当によかった宅配弁当を、正直にまとめています。添加物が気になるママ向けの無添加サービスも比較しているので、自分に合うものを選んでみてください。

無添加にこだわりたい方はこちら。添加物が気になって宅配弁当を躊躇していたママにこそ読んでほしい記事です。

よくある質問

Q. 授乳中にお酒を少し飲んでしまったけど大丈夫?

少量であれば、授乳前に時間をあけることで影響を最小限にできます。心配な場合はその回の授乳分を事前に搾乳しておくのが安心です。

Q. コーヒーを飲んだら赤ちゃんが眠れなくなった気がする

カフェインに敏感な赤ちゃんもいます。気になる場合はカフェインレスコーヒーに切り替えるか、授乳直後に飲むようにすると影響が出にくくなります。

Q. 義母に「あれはダメ」「これはダメ」と言われて困っている

古い情報に基づいた言い伝えが多いです。「先生に確認します」と伝えて、かかりつけの産婦人科や助産師に相談するのが一番です。「厚生労働省のガイドラインでは特定の食品を制限する必要はないとされています」と伝えても構いません。

Q. 授乳中に食事制限してダイエットしていい?

授乳中は通常より多くのエネルギーが必要です。極端な食事制限は母乳の量や質に影響する可能性があります。産後ダイエットは授乳が落ち着いてから始めるのが安全です。

Q. たけのこを食べたら赤ちゃんに湿疹が出た。やっぱり関係ある?

アクの強い野菜が母乳を通じて赤ちゃんの皮膚に影響するという科学的根拠はありません。新生児期の湿疹は新生児ニキビや脂漏性湿疹が多く、食べ物との因果関係は証明されていません。繰り返しアレルギー症状が見られる場合は小児科に相談を。

まとめ:食べることで自分を責めなくていい

授乳中の食事について正しく理解して安心した産後ママ

情報が多すぎて何を信じればいいかわからなくて、食べること自体が怖くなってきた——この記事はそういうママに向けて書きました。

私もたけのこを食べて赤ちゃんに湿疹が出て、しばらく自分を責めていました。でも後からわかったのは、あれは偶然のタイミングで、たけのこは関係なかった。

ええねん

授乳中の食事で本当に大事なのは、「何を食べてはいけないか」ではなく「ちゃんと食べられているか」です。制限より、まず食べること。

何かを食べるたびに「これ大丈夫やったかな」と不安になるのは、しんどい。その不安を手放すために、この記事が少しでも役に立てたなら嬉しいです。

ちゃんと食べられているだけで、十分ですよ。

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