授乳しながら、コンビニのおにぎりを食べていました。
ふと裏面を見たら、添加物の名前がずらっと並んでいる。「これ、今ちょうど赤ちゃんに届いてるんかな」と思ったら、手が止まってしまった。
でも他に食べるものがない。台所に立てるような体力も残っていない。結局そのまま食べながら、罪悪感だけが残った。
授乳中って、こういう場面が何度もありますよね。気にしたい気持ちと、どうにもできない現実が、毎日ぶつかる。
授乳中にコンビニ食や加工食品を食べると、添加物が母乳に混ざって赤ちゃんに悪影響があるんじゃないかと心配で。でも毎食手作りなんて無理だし、どうすればいいの…
結論を先に言うと、コンビニのおにぎりやレトルトを食べたくらいで赤ちゃんに悪影響が出るという科学的根拠はありません。ただし添加物より気にしてほしいことがあります。それは栄養が偏ること。そして、添加物の中でも気をつけたい種類とカフェイン・アルコールの目安も、この記事でまとめて解説します。
結論から言います。過度に心配しなくて大丈夫
添加物が母乳に移行して赤ちゃんに届くのでは、と心配しているママは多いです。でも現時点では、市販食品に含まれる量の添加物が母乳を通じて赤ちゃんに悪影響を与えるという根拠は示されていません。
消費者庁は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による科学的な評価を受けたうえで、健康を損なうおそれのない範囲に限って使用を認めていると説明しています。あわせて、実際にスーパーやコンビニで売られている食品を対象に摂取量調査(マーケットバスケット方式)も行われており、許容一日摂取量(ADI)の範囲内であることが継続的に確認されています。
参考:消費者庁「食品添加物」
許可されている添加物は、大量に摂取し続けない限り健康被害が生じないよう、安全マージンを大きく取った基準値で管理されています。授乳中だからといって特別に危険になるわけではありません。
コンビニのおにぎりを食べたことで、直接赤ちゃんを傷つけるという根拠はありません。
気にしていた自分がバカみたいだった、と思わなくていいです。心配するのは、それだけ赤ちゃんのことを大切に思っているから。その気持ちは正しい。ただ、必要以上に自分を責めなくていいということです。
おにぎりを食べるたびに裏面の添加物を確認して、そのたびに罪悪感を感じていました。「添加物より栄養不足の方が母乳に影響する」と知ってから、気にする方向が変わりました。同じ「ちゃんとしなきゃ」という気持ちが、少し楽な方向に向いた感じがしました。
それでも気をつけたい、代表的な食品添加物
「大丈夫」と言われても、「じゃあ具体的に何に気をつけたらええの」と思いますよね。よく話題にあがる添加物を紹介します。どれも国の基準内で使用が許可されているものですが、気になる方は表示をチェックする目安にしてください。
- 人工甘味料(アスパルテームなど):ダイエット飲料やゼロカロリー飲料に使われることが多いとされています。
- 合成着色料:お菓子やゼリー、飲料の色付けに使われることが多いとされています。
- 保存料・化学防腐剤:日持ちさせるために加工食品全般で使われることが多いとされています。
- 発色剤(亜硝酸塩など):ハムやウインナーなどの加工肉に使われることが多いとされています。
- 化学調味料(グルタミン酸ナトリウムなど):インスタント食品や顆粒スープに使われることが多いとされています。
繰り返しになりますが、これらはいずれも国の基準に沿って使用が許可されているもので、通常の食生活の範囲で摂取したからといって赤ちゃんに悪影響が出ると示す根拠はありません。「気になるなら避ける」くらいの温度感で大丈夫です。
「授乳中に食べてはいけないもの」を添加物以外も含めて一通り知りたい方は、こちらの記事で全体像をまとめています。
👉授乳中に食べてはいけないもの一覧|実はOKなものの方が多かった話
実は、添加物より気にしてほしいこと
一つだけ、正直に伝えさせてください。
添加物そのものより、栄養が偏ることの方が母乳への影響は大きいといわれています。厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドでも、授乳中のママには栄養バランスのとれた食事が重要であることが示されています。
コンビニやレトルトばかりで、野菜・タンパク質・鉄分が不足している状態が続く方が、母乳の質には影響しやすい。添加物の有無より、何をどれだけ食べているかの方が大事なんです。
産後って、自分のことは後回しになりがちですよね。赤ちゃんのお世話で精一杯で、気づいたら夕方5時なのに朝からコーヒー1杯しか飲んでいない。お腹が空いているのか空いていないのかも、よくわからなくなってくる。
「添加物が入ってないか」より「ちゃんと食べられているか」を気にする方向にシフトするだけで、産後の食事はずいぶん楽になります。
授乳中に意識して摂りたい栄養素は、こちらで詳しくまとめています。
👉授乳中の食事おすすめは?摂りたい栄養素と、料理できない日の正直な解決策
カフェイン・アルコールも一緒に見直しておきたい
添加物と同じくらいよく聞かれるのが、カフェインとアルコールです。厚生労働省は授乳中のカフェイン摂取量について明確な上限値を定めていませんが、諸外国の基準を踏まえて1日200〜300mg程度(コーヒーであれば2杯前後)を目安にする考え方が一般的とされています。
私はコーヒーが好きだったので、妊娠中からカフェインレスコーヒーに切り替えてました。意外とおいしかったですよ。
気になる方はカフェインレスを検討してみてください。
アルコールについては、母乳分泌に必要なホルモンの働きを抑えてしまうことが知られているため、授乳中はできるだけ控えるのがすすめられています。どうしても飲みたい場合は、飲酒後2〜3時間ほど間隔をあけてから授乳する、という考え方が一般的です。
どちらも「絶対ゼロ」を目指す必要はなく、量とタイミングを意識することが大切です。
「それでも無添加にしたい」という気持ちも大切にしていい

科学的に安全とわかっていても、「できるだけ自然なものを食べたい」という気持ちはあって当然です。それを否定する必要はまったくありません。
私もそうでした。「大丈夫ってわかってても、なんか気になる」という感覚。それはママとして自然な気持ちだと思います。
ただ、その気持ちを満たすために無添加の自炊にこだわろうとすると、産後の体には正直きつい。授乳・育児・寝不足が重なる中で、素材から料理するのは現実的じゃない。「わかってるけど、できない」というジレンマを抱えているママは多いと思います。
そんなときに助かるのが、無添加にこだわった宅食サービスです。保存料や着色料を使わないおかずが、冷蔵や冷凍で届いて、あとは温めるだけ。買い物に行く体力がない産褥期でも、罪悪感なく「ちゃんとしたもの」を食べられます。ワンオペで作る余裕がない日にも使えるので、まずは自分に合いそうなものから見てみるのがおすすめです。
まとめ

おにぎりの裏面を見るたびに罪悪感が出てきて、もう食べるのが怖くなってきた…
その罪悪感、本当によくわかります。でも添加物より「ちゃんと食べられているか」の方が大事です。無添加にしたいなら、自炊しなくていい方法があります。
授乳中にコンビニやレトルトを食べることで、赤ちゃんに直接悪影響があるという根拠はありません。自分を追い込まなくていいです。
それより大事なのは、ちゃんと食べること。添加物の心配より、栄養が足りているかを気にする方向に切り替えてみてください。気になる添加物は、人工甘味料・合成着色料・保存料・発色剤・化学調味料あたりを目安にチェックすれば十分です。
「無添加にしたいけど作れない」なら、宅食サービスに頼っていい。それは手抜きじゃなくて、産後の自分を守る賢い選択です。
冷凍庫不要・産褥期から使える無添加サービスだけを正直に比べています。
おにぎりの裏面を見て手が止まっていたあの瞬間の気持ち、今でも覚えています。あなたが感じている罪悪感は、赤ちゃんのことをちゃんと考えているからこそのものです。その気持ちを、自分を責めるためじゃなく、自分を助ける方向に使えるといいと思います。

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